二宮味

二宮味プレイリストについて雑多に語る。

 

 

1 「Wanna be…」

二宮さんなんだって!!!!!(?)初めて聴いた時から二宮さんだと思ってるし、この曲を二宮さんだと言っている二宮担さん、しぬほどいた。可愛いと思っていたら可愛いだけじゃないし、そもそも可愛いと思わされたら「負け」。二宮さんに惚れたら負けゲーム、無理ゲーたる所以がここにある。ちなみに書き手は軽く五兆回くらい挑んで全敗してる。だからこそ今日(こんにち)まで二宮担なんだけど…。2011年シングル「迷宮ラブソング」カップリング。むしろ迷宮にいざなってるの嵐だぞ!?(落ち着いてください)

 

2 「Bolero!」

これはぜひコンサート円盤を再生して、見て聴いて欲しい。二宮さんの上ハモがめちゃくちゃよく聴こえます。「そこで祝福を待て」、ラスサビ「道が続いていたって」の部分。二宮さん、シークレットトークでもこの曲が好きだと話しています。わかりいいのがいいのだそうで。意外。2015年アルバム「Japonism」。

 

3 「Fake it」

オタクが推しに歌って欲しい歌詞の9割が詰まっている(ド偏見)。「偽りの情愛でいいよ」と歌うアイドル、ヤバヤバのヤバでしょう。嵐ファンの8割がもう一方のカップリング曲に湧いている中、この曲を延々と聴いていた。なんていうか、二宮さんって痛みを伴う感情について痛みと感情を切り離していそうでFake itが似合う(褒めてる)。2018年シングル「君のうた」カップリング。

 

4 「キャラメル・ソング」

二宮さんの吐息で泳げる曲。「可笑しいくらい君が好き」。え〜?好き〜!!(5兆1回目の敗北)あまりに言いたくないがために、「手が触れるだけで伝わらないかな」と願うのが「サヨナラ」だなんて悲しすぎる、優しすぎる。「最後に一言   メリークリスマス」と同じ思考を読み取ってしまう。タイトルの「キャラメル」は歌詞に一切出てこないのに、「甘い夕空」でようやく何がキャラメルなのか、夕空が何色なのか同時にわかるというアハ体験曲。「いつか君が笑えるなら    僕は心から手を振るよ」なのに、「繋ぎ止めたい    ホントは」…難儀なファンみたいな歌詞を情景たっぷりに歌われて涙腺が終わる。2006年アルバム「ARASHIC」。

 

5 「WONDER-LOVE」

プロデュース曲で折り返し。ドシンプル(メンバーカラーに光る縦長ライト)な照明と白衣装を着て横並びで歌う姿、まさに「近未来ポップスター」「世界のトップスター」。アルバムでもコンサートでもこの後に二宮さんソロが来る。カッコ良さえげつない。2016年アルバム「Are you Happy?」。

 

6 「Up to you」

智の振り付け、翔ちゃんのラップ、アラフェス2012からリメイクしたお衣装、コンサート1曲目。こんな設定盛りだくさんの曲で見どころ(聞きどころ?)の「その先へ」をしっかり伸びやかに歌う二宮さん最の高。先日ツイートしたんだけど、「誰かがきっと見守ってるから」→「みんながねえほら見てよ   見ててよ」「嵐の後星瞬くように    いつも見守っているよto all my homies」「僕らはずっとここにいるから」→「大丈夫、ここにいる」という5×20歌詞(翔ちゃんのラップ詩や二宮さんが嵐に出してもらったもの)と重なる部分があって。Don’t stop MusicはまさにThe Music Never Endsで、つくづく嵐の変わらなさを思い知る。2012年アルバム「Popcorn」。

 

7 「CONFUSION」

コンサートでたくさんのジュニアを引き連れた五人の真ん中でガシガシ踊る二宮さんがいらっしゃいます。私は二宮さんが首をコキって傾げる仕草が大好きで(首悪くしちゃいそうで心配もあるんですが)、CONFUSIONでは手を使わずに首を傾げる振り付けが個人的湧きポイント。2番、潤くんの「I wanna love you」終わりからの間奏ではお芝居しているときみたいな振る舞いで、手を広げ後ろ向きに歩く振り付けがあって好き超。2013年アルバム「LOVE」。

 

8 「Love Wonderland」

これもコンサートを見ればおわかりいただけると思う。とりあえず曲としてめちゃくちゃ可愛い。「Oh! Let me say Hey! Shall we dance tonight, year?」に始まり、英歌詞の発音が堪らなく好きなので全編通して大天才。コンサートの何がいいって五人でわちゃわちゃ円になって踊っている姿の「愛いやつ」具合。小動物が戯れているような癒し力(いやしぢから)と、プロとしてしっかりエンターテインメントを届けようとする気概が詰め込まれてる。こんなにも「カワイイ」に全振りできるアイドル推せる…。フォーメーションが変わって五人がステージ中央で踊っている時、二宮さんめっっっちゃ気合い入ってます。特にアウトロ。「気合い入ってた?」って思う方は、こんなはてブさっさと閉じて今すぐLove Wonderlandのアウトロ見てくれ。2014シングル「GUTS!」カップリング。ちなみにコンサートは2014のTHE  DIGITALIANです。

 

9 「BORDER」

急に不穏になるやん。個人的にあるあるとして、「聴いてカッコイイ」からカラオケで歌おうとする→自分では成り立たないという現象が起きる。BORDER、その中でもかなり上位にくる気がする。嵐の声で聴くのが「正解」。特にサビ、五人の歌声と曲の音質との親和性がやばみざわ。それまでのソロパートは五人それぞれ違う声なのに謎が深い。あとシンプルにこの曲、難易度高い。まず音域鬼広いし。二宮さんが「低音パート出ないから上ハモばっか」って言っていたのはこの辺りの楽曲なんだろうか。2017年シングル「Doors〜勇気の奇跡〜」カップリング。

 

10 「Cry for you」

出た。名盤から二宮さんが繰り返し挙げているLIFEでなくCry for youを持ってくる辺り、欲求に抗えてませんね。名盤コンサートは二宮担ならほぼ絶対通ってくる道だと思うんですが(アルバム初回限定にしかないソロ曲、「虹」を公式に見られる聴ける数少ない方法だった)(だった…過去形ありがたし)、私は名盤コンサートを見たあと丸2年くらいずっとCry for youの虜だった。あの…「他にない」の強さ。COOL&SOULに近しいギラギラ、だけど歌っているのは直訳すれば「君のために泣き、君のために死ぬ」なんて、どこのメンヘラ?みたいな歌。しかも当時の嵐は23、もしくは24〜27歳。若気の至りというには若干しんどい年齢がまた重たい…好きしかない。いや、この曲が「スタイリッシュに、余裕ありげに」歌われていたなら全然刺さらないんだけど音源もコンサートもゴリゴリの「本気(マジ)」。一人称「僕」が圧倒的に多い嵐の楽曲、その中で数少ない一人称「俺」のCry for youで締めです。Helplessと迷った(病んでんの?)。2007年「Time」。

 

 

熱量の差がひどくないか?でもこれをやりたかったがための味プレイリストだったので…笑

10曲挙げて改めて思ったけど、振り幅が地球3個分ある。こんなにも様々な曲を歌い、踊り、プロデュースしたりされたりするアイドルになってくれた二宮さんに毎秒感謝…ありがとう…。二宮さんがアイドルじゃなかったら絶対歌って踊ってない曲が300曲くらいある。それはもちろんアイドル「嵐」としての二宮さんだからそんな300曲があるのだと感じ入る時間でした。